DOCOMOMO折り紙建築プロジェクト
こんにちは。Sakuraです。
新作づくりが進んでおらず、ブログの更新がなかなかできていません(^^;
今回は、以前制作した『別府市公会堂』のカード作品と共に、私が参加させていただいている、あるプロジェクトについてのご紹介をしたいと思います。
その名も、『DOCOMOMO折り紙建築化プロジェクト』です。
そもそも『DOCOMOMO』ってなんぞや?という話ですが…↓
”『DOCOMOMO』とは、近代建築の環境形成の記録調査および保存のための国際組織です。
現在53ヶ国が参加し、日本では216件の建築がDOCOMOMO指定を受け、再評価と保全に取り組んでいます。”
要するに、建築保全のために結成された世界的な組織のことです。正式名称は”International Working Party for Documentation and Conservation of buildings, sites and neighborhoods of the Modern Movement”と長いのですが、頭文字をとって『DOCOMOMO』と呼ばれているそうです。
2年おきにDOCOMOMO世界大会が行われており、今年の9月は日本での開催が予定されていました。その催しの中で、DOCOMOMO-JAPANが企画して、DOCOMOMOに認定されている建築作品を『折り紙建築』(建築物のポップアップカードのこと)化して、作品を展示するイベントを予定していました。
ですが、今回の新型コロナウィルスの影響により、大会の一年延期が決定したため、新たな企画として、Facebookで作品の展示をしようという流れとなりました。
前置きが長くなりましたが、その一員として制作に加わらせていただいており、私が担当したのが『別府市公会堂』のカード制作です。
5月からFacebookのギャラリーへの作品投稿が始まっておりまして、現在5作品が展示されています。作品の投稿は来年2021年の8月末まで、月に4回ほどのペースで続けられる予定です。
↓にリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はぜひご覧になられてください^^
今回の企画に参加されている方々は、建築士の先輩に当たる方々ばかりで、展示される予定の折り紙建築作品は素晴らしいものばかりです。ほとんどの作品は1枚の紙を切ったり折ったりして作られているのですが、そうとは信じられないほど、建物の特徴や細部を表現している作品ばかりです。
若輩者ではありますが、その作品の中に、私の制作した作品も並べていただけるわけで、とても楽しみにしています。投稿予定は9月ごろです。
Facebookへの投稿に先駆けて、作品写真を載せておきます。全世界の人に見られるものになるので、以前載せていたものよりちゃんと見栄え良く撮りました(^^;
背景が黒いので、白い紙で作られた作品の陰影が際立って、きれいに撮れてるかと思います(ちょっと斜めな気もするけど(^^;)
この建物は、別府に行く用事があれば必ず見に行っています。歴史のある古い建物っていいですよね。内部にある照明やステンドグラスがまたかわいらしくて、それも好きです。現在もよく使われているようで、地域の人たちに愛されている建物だなって感じています。
いつかそんな建物を設計してみたいなぁ~。夢ですね。
余裕があれば、また別の建築作品のカード化にも挑戦したいと思っています。
今回はここまで。また更新がいつになるやらですが、気長にお待ちを~(^^;
0コメント